先日、わけあって湾岸署に行った。そう、あの『踊る大捜査線』の湾岸署である・・・んなわけない。
行ったのは東京湾岸警察署。東京都江東区青海2-7-1にある。最寄駅はゆりかもめ線・船の科学館駅。竹芝桟橋からの水上バスなら、船の科学館で降りて徒歩2分。開署は2008年3月31日
鋁窗維修。
東京湾岸署については開署の前年夏に署の名前が決定した時に話題になって、このブログにも書いたことがある。
TVの刑事ドラマに出てくる湾岸署と同じ名前にするかどうかで警察内でも議論があって、しかし新しい警察署が当時竹芝にあった水上署の業務も引き継いで広域の湾岸地区を管轄することから、やはり署の名前は湾岸署が相応しいということになり、TVと区別をつけるために冠に東京を入れ、東京湾岸警察署にした
鋁窗。
当時の記憶としては確かそうだったように思う。
竹芝にあった水上警察署というのは、陸上ではなく水上を管轄する警察署で、詳しくは07/07/05「東京物語─水上署と水上生活者」に書いたことがある。
水上署は2008年3月30日に廃止され、東京湾岸署に業務が移行された。
東京湾岸署の業務域は広い。江東区から大田区までの湾岸の埋立地と海上は京浜港東京区全域、水上は隅田川は白髭橋より下流、荒川は船堀橋より下流。
と、ここまで書いて疑問。白髭橋より上流、船堀橋より上流は、どこの管轄か?
これがよくわからない。おそらくは沿岸の警察署ということなのだろうが、警察署同士が川で境界を接している場合は、どうするのだろう。
もう一つ不思議があって、これは水上署の時からだったようだが、江戸川区にある葛西臨海公園の東なぎさが湾岸署の管轄になっている。西なぎさはそうではない
搬屋。
橋の架かっている西なぎさは葛西署の管轄で、橋のない東なぎさは立入禁止。港湾扱いらしい。